いつわり彼氏は最強ヤンキー[完]
自宅まで歩いて帰る途中、いつも近道として利用している公園に入った。
ここを通り抜けたら、家までの距離がぐんと近くなり、かなり時間が短縮できる。
遊具で遊ぶ子どもたちや、井戸端会議をしている主婦たちを横目に見つつ公園内を歩いていると、ひと気のない所でベンチにぐったりと身を預けて座っている男性が目に入った。
……ん?うちの制服…?
同じ学校の生徒だ、と思いつつもあまり気にせず前を通り過ぎようとした所で、思わず足がピタリと止まってしまった。
なんか、すごく見覚えのあるような……
んっ!?
久世玲人っ!?
ここを通り抜けたら、家までの距離がぐんと近くなり、かなり時間が短縮できる。
遊具で遊ぶ子どもたちや、井戸端会議をしている主婦たちを横目に見つつ公園内を歩いていると、ひと気のない所でベンチにぐったりと身を預けて座っている男性が目に入った。
……ん?うちの制服…?
同じ学校の生徒だ、と思いつつもあまり気にせず前を通り過ぎようとした所で、思わず足がピタリと止まってしまった。
なんか、すごく見覚えのあるような……
んっ!?
久世玲人っ!?