いつわり彼氏は最強ヤンキー[完]
「痛い?ごめんね?」
これだけ傷付いてれば、痛いはずだよね…。
「目元も切れてるから、ちょっとつむってて」
目の中に消毒液が入ってしまうと大変だ。
それは久世玲人も分かってるみたいで、大人しく目を閉じてくれた。
「…って」
「痛い?でも、ちょっと我慢してて」
なるべく刺激を与えないように、慎重に、そーっと消毒を塗っていった。
それにしても…。
目を閉じてくれているおかげで、遠慮なくまじまじと久世玲人の顔を見てしまう。
ほんと、男前だな…。
鋭い目つきも今はないせいで、余計に美形さが際立っている。
こんなに傷作っちゃって…。端正な顔が台無しだな…。
もったいない。
これだけ傷付いてれば、痛いはずだよね…。
「目元も切れてるから、ちょっとつむってて」
目の中に消毒液が入ってしまうと大変だ。
それは久世玲人も分かってるみたいで、大人しく目を閉じてくれた。
「…って」
「痛い?でも、ちょっと我慢してて」
なるべく刺激を与えないように、慎重に、そーっと消毒を塗っていった。
それにしても…。
目を閉じてくれているおかげで、遠慮なくまじまじと久世玲人の顔を見てしまう。
ほんと、男前だな…。
鋭い目つきも今はないせいで、余計に美形さが際立っている。
こんなに傷作っちゃって…。端正な顔が台無しだな…。
もったいない。