初恋~一生で一度の恋~
押さえきれない感情
私達は気付けば小学5年になっていた

私の席の隣は…なんと山崎架だった

席替え当日はめっちゃくちゃ喜んでいてもしかしたら顔に出ていたかもしれない

それを架に見られてたら…なんて考えたらその日はなかなか寝付けなかった

私達は挨拶すらしなくなっていた

ある日、架は教科書を忘れた

架は「ねぇ、周藤さん、教科書見せて」

私な脈拍は一気にあがった

私は「また教科書忘れたのぉ??」と笑いながら言った

そんな些細な一言でも心臓はバックバク

こんなんじゃ心臓いくらあってももたないよぉ

今すぐ爆発しちゃいそう

私達は机をくっつけた

架にとっちゃ私は教科書を見せてくれるだけの相手だけど私にとってはかけがえのない人

架がもし明日死んじゃたら私も死ぬよ

だってそのくらい架が大好きでたまらないもん

架を好きな人はこのクラスに沢山いる

けど、私は、このクラスの中で1番架の事が好きな自信ある

私の目に映ってるのは架だけ

いつも目で追ってしまう

別に追いたくて追ってる訳じゃない

気づいたら追っていたみたいな
でも架の目に映っているのは紛れもなく私じゃないんだよね

なんであの人なの??
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