JUNKー衝動ー
そして、俺も。

その中の一人。





「シンさーんっ!
一緒に帰りましょーー!!」

「…アキラか」

「……何すかその言い方ー」

金髪に人懐っこい笑顔のアキラは俺の後輩。

店長に言われて何だかんだと世話を焼いていたら懐かれてしまった。


「シンさんはクールすぎですよー」

くすん、と泣き真似的なことをしているアキラは
その天真爛漫で無邪気な雰囲気が売り。


――本性はどうか知らないけど。



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