噂の姫!?
「桜!!やっと戻ってきてくれたんだ」
「もう……電話しないで!!これ以上したら、警察にいうから!!」
そう言うと彼は私の頬を叩いた。
「!!!、ごめん、桜ゴメン」
「また、暴力振るんだ……うぅ……ぅう…」
私が泣くとそれを止めようと私を抱きしめようとした。
私は、それに気付いてその手を払いのけた。
「さわらないで!!……これ以上メールや電話したら、警察に言うからね……」
私は、そう言って走って家に帰った。
周りから見たら、私が勝手に怒って、変な子って思われるかもしれないけど…
これが、精一杯だった――…
やっと開放される、それを思うとまた涙が出てきた―――……