噂の姫!?
「梓、おはよう」
「あ!桜おはよう、どうしたの?3日間来なかったけど…」
「うん…ちょっとねぇ…」
私は下を向いた。
「話し聞くから屋上に行こ?」
「梓……」
そう言って屋上に向かった。
「で、どうしたの?」
「うん…あのね、お母さんが倒れたんだ……」
「え?おばさんが!?」
「うん……ガンだって……」
「うそ…状態は?」
「危ない状態だって……」
「そんな……」
「梓……どうしよう……う…うぅ…お母さん…このまま…グスン…いなくなったら…」
私は堪えていた涙が堪えきれなくなっていた。