噂の姫!?


「桜さっきの人にそっくりだね…さっき会ってた人って、この人?」

「いや、先あってたのは10番だよ…まだ3番だよ?」

「そうなんだ……もしかして……双子?」

「さぁ…よく分からないんだ…」

「そっか、誰だろうね」

「うん…」


その龍って人と目が合った。

「あ」

「うん?どうした桜?」

「いや…なんでもない」

「きゃあ―――!!龍くんがこっち向いた!!」

「龍くーん!!」


やっぱり目があったような気がする……

なんだろ……さっきの人……


     怖い?


まさか…先あったばかりだよ?


「……くら?」

「桜!!」

「え?あ、ごめん」

「次だよ?10番の人」

「え?もう、そんなに立つの!?」


私は、その間放心状態だった……

なにも出来ず…ただ、怖い――…

としか思わなかった。


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