【短】君にしか言えないこと。
「美鈴、今負担になるって思っただろ。」
「え・・・。
なんで?」
「俺、美鈴のことなら何でも分かる。
本当は、淋しいんだろ?
でも、俺に淋しいって言ったら仕事の合間に会いに来る。
疲れてるのに、自分のわがままで迷惑かけたくない。」
うわ・・・。
俊ちゃんの言ってること、結構当たってる。
「俺は何のためにいると思う?
美鈴を支えるため。
美鈴を守るためにいんの。
わがままの3つくらい言えよ。
負担でも何でもない。
むしろ、嬉しいんだからな?
俺の好きな美鈴が、俺を頼ってくれてるーって思えるから。」