1ast present

「…それってアリ?υ」
「アリやろ!ホンマの事やし?」

いや、それはいろいろと危ない気が…υ

「だから、変に思われないように俺ら付き合っとこーぜ?」

あたしの顎を少し上げて
上からあたしの顔を見下ろして
怪しく笑う陸。

「ば、ばか。あたし軽いじゃんソレっ」
「関係ないね」

ゆっくりと顔を接近させて、ペロッと舌を覗かせる。

「り、りくぅっ//」
「ん〜?なにか?」

何かって…息が顔にかかって
しかもこんな昼間に
度アップの陸は犯罪級だよぉっ

「くるしいからぁ〜…っ」

首を降ろそうと陸の顎にしたその手を解こうとしたけど
ビクともしない。

あたしは恥ずかしさと息苦しさで
無意識にうっすら涙ぐんで
顔を赤らめていた。
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