べいびー☆ぱにっく



――◆◇―――


そのあと、ゆきはどこかへ行ったらしくしばらく帰ってこなかった




「あ~いッ☆」



お母さんも小説の執筆の為に部屋にこもってしまい
お父さんも美夢ちゃんがなかなか起きないから――と臍曲げてお出かけしてしまい


リビングにはアタシと美夢ちゃんの2人だけ


アタシは美夢ちゃんを抱きながら
パソコンに向かい仏頂面をしていた



「……離乳食かぁ~」

「かぁ~」


離乳食…んんん~…!!



お母さんが作った離乳食は美夢ちゃんに大好評!…ってことで、


永崎輝子(17)
離乳食を作ることにしました




「んん~…いっぱい種類があるんだね」
「ねぇ~☆」




さっきっから…



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