べいびー☆ぱにっく
と、とにかく否定せねば。
ゆきに殺される…
「ち、違います。い…妹!です。」
『な~んだ。妹か。』
アタシがそう言った瞬間、エレベーター内にいた人の心の声が聞こえた気がした
「あらぁ~ずいぶん、年離れてるわね。」
「はは…よく言われます。」
ゆきは未だにおば様とエレベーター内の人達をジロッと睨んでいる
いや、マジで怖いって…
―チン!
3階につき扉が開く
ふぅ、やっと解放されたぁ…
―しかし、そんなの思うのもつかの間
次なる強敵がアタシ達を待っていた
「あっれぇ~?ひかるに…もしかして後藤くんっ?」
―――!!!!!!!
アタシとゆきは凍りついた…
「なぁ、この声って…」
後ろから聞こえた声
あまりにも恐ろしく、アタシ達は振り替えるのを躊躇った
「………うん。間違いない。」
「………一っ番、会いたくなかった」
―全く同感です。
「ちょっと?なーに無視してんのぉっ?」
そう言って駆け寄ってくる足音が聞こえる
「逃げるか?」
「必ず、捕まる。」
「やっほぉ~!
2人して何してん………の?」
そしてアタシ達の前にやってきて固まった