べいびー☆ぱにっく
――学校
………………
「おりゃあ!」
ドカ!!!
「ふべっ…!」
い゛…痛い゛っ
「ひかるーそんなところで寝てたらお尻が冷えちゃうよぉ~」
「てか、パンツ丸見え~女として恥ずかしくないのか?」
わなわな…
「誰のせいじゃああぁぁぁぁぁぁぁあ゛!!!」
「「ひいっ!」」
朝の一件で不機嫌全開だったアタシ…
おまけに登校中にド突いてきたのは
愛弓と長谷部くん
これが怒らずにいられますか?
「うわー…なんだか怖いよー。」
「棒読みすなっ!」
「てかなんで不機嫌?」
「君たちに心当たりはないのか?」
「「…………」」
2人は顔を見合わせたあと同時にこちらを見てくる
「「ないけど?」」
そしてちょこっと首を傾げて答えた
「首を傾げるな!キモいわっ…!」
「うわぁ゛~~あん…やっぱり不機嫌だよーぅ。」
「よしよし。」
泣いたフリをする愛弓の頭を長谷部が撫でる
…なんじゃ。この光景は~~~~!
アタシが虐めてるみたいじゃないかぁ~!