べいびー☆ぱにっく


「な、なんですか?」


いつまでも笑っている里村先生にそう訊くと先生は「ごめんごめん」と呟く



「いや。永崎さんを連れてきた3人があまりにも面白かったから。」



……は?3人?


「あなた、随分大事にされているのね。」


言ってる意味全然分からない…


「ところで、お腹すいてない?」

「え?お腹?」


ぐぅうう~~~…


う゛…!!恥ずかしい…

「あはは!!まあそうなるのも仕方ないわね。もう6時間目だから。」


「え?」


えええぇぇぇえぇぇ!?!?

「も、もうですか!?」


通りでお腹ぺっこぺこなわけだ。


「もうず~~~っとグッスリだったのよ。死んでるのかと思ったくらい」

死んでる……

「よっぽど寝てなかったのね。若いからって無理しちゃだめよ?」


「はーい。」

「素直でよろしい!じゃあ、担任に起きたって知らせてくるから。
ついでにお昼も持ってくるわね。」

そう微笑むと保健室を出て行った




3人…ってなんだろう?


アタシは誰もいなくなった保健室でふと、そんなことを思った



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