べいびー☆ぱにっく



バサッ…

仰向けにベットに横になってなんとなく天井を見上げる



「なに…?柄にもなく落ち込んでんの?」

「“柄にもなく”は余計。」


「すみませんね。」


史上まれに見る感情がこもってない謝罪だな。


「まじで落ち込んでんの?」



「……なんつーか。情けない。」

「は?」

ゆきは怒っているみたいな口調で返した


「なんで、そー思うわけ?」

「たった1日で倒れるとか、これからのこと考えると…」


「―――無理っていうわけ?」
「そうじゃない。無理なんて…自分でも思いたくない。

だけど……不安。」



「………」

ゆきがどんな顔をしていたのかは分かんない。
もしかしたら呆れられたのかも…


そう思っていると…



―――ぬぅ


「ッッッ!?!?」


いきなりゆきが顔を覗き込んできた



< 82 / 152 >

この作品をシェア

pagetop