べいびー☆ぱにっく
バサッ…
仰向けにベットに横になってなんとなく天井を見上げる
「なに…?柄にもなく落ち込んでんの?」
「“柄にもなく”は余計。」
「すみませんね。」
史上まれに見る感情がこもってない謝罪だな。
「まじで落ち込んでんの?」
「……なんつーか。情けない。」
「は?」
ゆきは怒っているみたいな口調で返した
「なんで、そー思うわけ?」
「たった1日で倒れるとか、これからのこと考えると…」
「―――無理っていうわけ?」
「そうじゃない。無理なんて…自分でも思いたくない。
だけど……不安。」
「………」
ゆきがどんな顔をしていたのかは分かんない。
もしかしたら呆れられたのかも…
そう思っていると…
―――ぬぅ
「ッッッ!?!?」
いきなりゆきが顔を覗き込んできた