べいびー☆ぱにっく

――ガラガラ!!


「ひかる!!!!!」


―ッッ!?!?!?


いきなり聞こえた声に、アタシとゆきは反射的にバッと体を離した



「この声…」


そう思っているとカーテンが開いて予想通り愛弓が現れる

「ひかる!?」


しかし、ゆきの存在に気付くと不気味な笑みを浮かべる


「はは~ん…」

「なんですか。その顔は。」


不気味だ…何か企んでる…

「なんだ。元気じゃん。」


「コイツの場合、ただの寝不足だし。」


隣にいたゆきがめんどくさそうに言った

…確かに、そうだけど。



ふと、愛弓を見ると不気味な微笑みがさらに不気味になった



ニヤニヤしている




< 84 / 152 >

この作品をシェア

pagetop