恋嘘
♪〜♪〜♪
チャイムが鳴り俺はいつも通り1番最初に物理室を出た。
最初に出たら颯さんが俺に話かけてきた。
「…屋上来いや。」
俺は颯さんに屋上まで連れていかれた。
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「…俺の告白聞いてただろ。」
颯さんに見ていた事をばれていたらしい。
「…すんません。キット取りに行ったら丁度タイミング悪かったんで。」
俺は屋上から空を見上げて言った。
「…花は俺が貰うから。」
颯さんは俺を見てニヤッと笑い屋上から出て行った。
颯さんは花を心から愛していない。
そう思った。
颯さんは俺が嫌いだから俺から花を取りたいんだ。
絶対…
そうだ。
花にとっては嬉しいかな?
颯さんに呼び止められたから1番最初に帰れなかった。