SUITE BUTTERFLY〜最強総長様〜
「それはどういう?」
「いいから。」
抜群の顔でそんな明るい笑顔されると………。
手をひかれて大人しくついていくと、
大きくて立派な扉の前に来た。
「どうぞ〜。」
ここ、何処?
言われるままに入ると広いお城みたいな部屋が広がっていた。
「ここが生徒会室。
キミ可愛いから特別ね。
まぁ、ハクがいないからってのもあるんだけどね。」
ハク?
どこかで聞いたコトのある名前。
まぁいいや、
「えっと、なんかすいません。
ここの生徒会ってよくわからないけどすごいんですね。」
とりあえず思ったままの正直な感想を述べてみた。
「アハハ、キミ本当に知らないんだね。
名前なんていうの?」
「ナナです。」
今は変装といているので
フルネームはさけておいた。