Step Forward
私は、そのことがとても嫌だった。
恥ずかしいとか悲しいとかよりも、誰かに相談してこの気持ちを晴らしたかった。
私は、あまり人に知られたくなかったから、その頃親友であったゆうかちゃん全部話した。

「誰にもいわないでよ…」

親友だからと信用した私はバカだ。
今になって考えると、どうして私は誰かに相談したかったんだろう?

「みみは、何も悪くなぃよ。みみは、えらいね…」

きっと自分が求めてる応えをまってたんだろう。
本当にバカ…
返ってきたのは、あまりにも酷いもの。

「みみのパパってさぁ~最悪だよね~」
「ありえなくない?みみ可哀想~」
「やばいんじゃない?」

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