幸せの結末
「大野君…仕事しなきゃ…。」


「仕事より辻ちゃんだよ。
泣きそうな顔してる。」


連れてこられた場所は、普段誰も使わない第二会議室だった。



パタン



「何が有ったの?」

「…秘書課の人達がね…私の噂して笑ってたの…。」


ポロッ…



堪えてた涙が零れた。



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