幸せの結末
大野君の温もり
20分位して白い軽自動車が停まって、
運転席側のドアが開いて、傘さした大野君が私に走って来た。
「どうしたんだ…
こんなに濡れて。
取りあえず車に乗って?」
大野君に促されて車に乗った。
「ごめんね……
シートが濡れちゃう。」
「気にしなくていいから。」
隆さんの車とは違い、流行りの曲が流れてくる。
そして、ミントの香り。
「私ね……フラれちゃった……。」
運転席側のドアが開いて、傘さした大野君が私に走って来た。
「どうしたんだ…
こんなに濡れて。
取りあえず車に乗って?」
大野君に促されて車に乗った。
「ごめんね……
シートが濡れちゃう。」
「気にしなくていいから。」
隆さんの車とは違い、流行りの曲が流れてくる。
そして、ミントの香り。
「私ね……フラれちゃった……。」