きみといつまでもいたい
その言葉を聞いた時の私の気持ちを、なんと表現したらよいのでしょう。
聖夜くんと美留久の結びつきの強さに驚くとともに、美留久が聖夜くんを想う気持ちの深さに胸が苦しくなりました。
美留久は誰も責めてなどいませんでした。
誰かを恨むことを畏れてさえいたようです。
もともと頭の良い子です。
そしてとても優しい子なのです。
自分の撒いた種が自分を境地に追いやった。
そう納得することで、美留久は自分の置かれた今の状況を必死に受け入れようとしていたのだと思います。