きみといつまでもいたい

樹くん。

君の手紙を受け取って、聖夜くんも同じように、あの日自ら命を絶とうとしたことを知りました。

そして、彼が同じように苦しんでいることも。

君の言うように、私も、二人は好き合って一緒にいたものとばかり思っていました。

が、どうもそればかりではないようです。

わたし達は、二人の傍にいながら、何か大きな間違いを犯してしいたのかもしれません。
< 129 / 242 >

この作品をシェア

pagetop