きみといつまでもいたい

　
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「セイヤ、お前も一緒に道場へ行かないか？」

ある日、樹叔父が聖夜を誘った。

「ミルクちゃんも来てるぞ」

「え、ミルクも？」

「ミルクちゃんとこは一家揃って武道家だからな」

「ブドウカって？」


聖夜は聞き慣れない言葉に首をひねった。


「剣道とか、柔道とか、空手とか、合気道とか、つまり日本古来の格闘技を極めた人ってことだな。

ミルクちゃんのお父さんは柔道の師範とボクシングのトレーナーで元格闘家。

お母さんは合気道の師範。

つまり、二人とも武道の先生なんだ」