きみといつまでもいたい
エピローグ ~きみと




キッチンには、香ばしいバターの焦げた匂いが立ち込めていた。




パイ生地用のマーブルカウンターの上には、次に焼かれるのを待つ、綺麗にクレッセントに形作られた生地が八つ。



オーブンを覗き込む小さな目が、聖夜を見上げた。

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