先生、男と女になれません。 -オトナの恋事情ー
ネオンが輝く新宿2丁目、当然存在するお店も妖しい店名が多く、初めて足を踏み入れる僕はビビりっぱなし。
「あのシャングリラっていうショーパブは面白いぞ」
「はぁ」
「今から行く店はそこから分店したバーだ」
「あの……そこで何を? 」
そんな下らない質問には答えてくれる筈も無く、連行されたは雑居ビルの2階のバー。
店名は『ピンキッシュ』と書かれており、ドアを開けるとピンクのドレスを着た綺麗な女性がカウンターの中から微笑む。
「今晩は、カコちゃん。ずいぶん顔を見なかったけど元気そうじゃない」
「クミちゃんも元気そうで何より」
「それより、この子誰? 可愛いわね」
「あたしの下僕、名前は神崎」
いつの間に下僕リストに追加されていたのだろうか、僕は……とあっけにとられたがそれでも挨拶くらいはきちんとしなきゃと頭を下げる。
「よろしくお願いします」
「躾がいいわねーさすがはカコちゃん」
「まあな」
「あのシャングリラっていうショーパブは面白いぞ」
「はぁ」
「今から行く店はそこから分店したバーだ」
「あの……そこで何を? 」
そんな下らない質問には答えてくれる筈も無く、連行されたは雑居ビルの2階のバー。
店名は『ピンキッシュ』と書かれており、ドアを開けるとピンクのドレスを着た綺麗な女性がカウンターの中から微笑む。
「今晩は、カコちゃん。ずいぶん顔を見なかったけど元気そうじゃない」
「クミちゃんも元気そうで何より」
「それより、この子誰? 可愛いわね」
「あたしの下僕、名前は神崎」
いつの間に下僕リストに追加されていたのだろうか、僕は……とあっけにとられたがそれでも挨拶くらいはきちんとしなきゃと頭を下げる。
「よろしくお願いします」
「躾がいいわねーさすがはカコちゃん」
「まあな」