大好き‥だよ。
『鳴海君が結に告白したこと、俊君は知ってるんだよね?』
『うん‥』
『結が断った事は知ってるのかな?』
『‥どうかな』
『誤解してるかもね』
『誤解?』
『だって、あの日から‥結と鳴海君がお昼の時間に遅れてきた日から2人は仲良く話すようになったじゃん?それからしばらくして「悠君」って呼ぶようにもなったし‥。
結だって知ってるでしょ?うちのクラスの噂。2人は付き合ってるんじゃないかって。もちろん私は結から直接話し聞いてるから事情は知ってるけど、でも俊君はどうかな?情報源は鳴海君しかいないよね。でも和樹が知らないってことは話してないのかも。もしそうだとしたら‥』
『俊チャンは私と鳴海君が付き合ってると思ってるかもしれない‥』
もしそうだったら‥
不安な思いが消えないのに、そんな私に追い討ちをかけてきた。
『結、最近俊君と話してないよね?』
痛いところを突かれて答えられなかった。
『もう少し素直になったら?受身ばかりとってないで、たまには積極的に攻めてみるのもいいと思うよ。俺の事好きなのかもって思わせるくらいにさ。頑張ってみようよ!!』
『そう‥だね』
深く悩みながら答えた。
『そんなんで大丈夫なの?』
ため息交じりで言うと、誰かが教室に繋がる扉を開けた。
『ホームルーム始めるぞ』
『はい!すぐもどります。
結もほら、立ち上がって』
華代に立ち上げてもらって教室に戻った。
『悪い!!お前らに大事な連絡事項忘れてた。町からのお願いなんだけどな、陸上の選手を募集してるんだと。対象者は4年生以上で男女問わず大募集だってよ。秋?には立派な大会もあるみたいだぞ。
今の話聞いて少しでも興味持ったやつは放課後残ってろ。今日が締め切りだから、名前とか書いてもらう書類があるからさ。じゃあ次の連絡は‥』
先生は次から次へと連絡事項を話していた。でも私の頭の中は他の事でいっぱいで、これ以上入らなかった。
『うん‥』
『結が断った事は知ってるのかな?』
『‥どうかな』
『誤解してるかもね』
『誤解?』
『だって、あの日から‥結と鳴海君がお昼の時間に遅れてきた日から2人は仲良く話すようになったじゃん?それからしばらくして「悠君」って呼ぶようにもなったし‥。
結だって知ってるでしょ?うちのクラスの噂。2人は付き合ってるんじゃないかって。もちろん私は結から直接話し聞いてるから事情は知ってるけど、でも俊君はどうかな?情報源は鳴海君しかいないよね。でも和樹が知らないってことは話してないのかも。もしそうだとしたら‥』
『俊チャンは私と鳴海君が付き合ってると思ってるかもしれない‥』
もしそうだったら‥
不安な思いが消えないのに、そんな私に追い討ちをかけてきた。
『結、最近俊君と話してないよね?』
痛いところを突かれて答えられなかった。
『もう少し素直になったら?受身ばかりとってないで、たまには積極的に攻めてみるのもいいと思うよ。俺の事好きなのかもって思わせるくらいにさ。頑張ってみようよ!!』
『そう‥だね』
深く悩みながら答えた。
『そんなんで大丈夫なの?』
ため息交じりで言うと、誰かが教室に繋がる扉を開けた。
『ホームルーム始めるぞ』
『はい!すぐもどります。
結もほら、立ち上がって』
華代に立ち上げてもらって教室に戻った。
『悪い!!お前らに大事な連絡事項忘れてた。町からのお願いなんだけどな、陸上の選手を募集してるんだと。対象者は4年生以上で男女問わず大募集だってよ。秋?には立派な大会もあるみたいだぞ。
今の話聞いて少しでも興味持ったやつは放課後残ってろ。今日が締め切りだから、名前とか書いてもらう書類があるからさ。じゃあ次の連絡は‥』
先生は次から次へと連絡事項を話していた。でも私の頭の中は他の事でいっぱいで、これ以上入らなかった。