空に消えた恋
驚始
**彩愛side**
ガタッ!!!
「彩愛!?!?!?」
そう言って、驚いたように
目の前に立っていたのは
昨日、屋敷で会った少年だった。
「あ、昨日の...」
「なんだ?お前ら知り合いか?」
「「まぁ...。」」
「だったら、佐々木は鬼島の隣な!」
「え?...あ、はい。」
鬼島くん。
確かに担任は、そう言っていた。
鬼島...どっかで聞いたことのある...。
って、屋敷の表札に
書いてあったじゃん!!!!!!
まさか...ね...。
「よーし。授業始めるぞ!」