空に消えた恋


昼休みの時間。
まだ馴染めてない私は
自分の席で、お昼を食べていた。
すると、みんなが話しかけてきた。

『彩愛ちゃん、
 真希さんと知り合いなの??』

『どういう関係なの??』

女子は、こんな質問ばっか...。
そんな中、ひとりの男の子が

「めっちゃ可愛いね。彼氏いんの??」

びっくりしすぎて
答えられずにいる私の隣で突然!!


「俺の女だから手ぇ出すなよ(笑)」

声の主は...真希!?!?
今、なんて...??

『「えぇーっっっ!!!!!」』


私と共に、女子も男の子も
びっくりしてるみたい。
状況が読めない私は
ただただ呆然.......。



その後の授業は、
言うまでもなく一切
頭に入らなかった。




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