アイノウタ。
わたしは自分の席へと戻り
かばんの中にCDをしまった。
「藤野さん…」
「え…あ、はいっ」
目の前にいたのは山瀬さんだった。
まだなにかあるのかな…??
「啓太と仲いいの??」
「三木くんと…ですか??」
「あ、ごめん。忘れて??」
山瀬さんはそう言うと
どこかへ行ってしまった。
どうしたんだろう…??
それにしても山瀬さんって
綺麗な人だな…。
思っていたとおりスタイルも
すごくいい。
うらやましいなあ…。