アイノウタ。
藤野はさっきよりも泣いている。
「ねえ、先生??取引、しない??」
「…取引だと??」
「そ。俺にあと1回殴らせてよ」
「退学だぞ??」
「これがどうなってもいいの??」
俺はスッとポケットから
ケータイを取り出して画像を見せた。
その瞬間先生の顔が青くなっていく。
「こ…これ……」
「さっき撮った。校長に見せようか??」
「や…やめてくれ!!」
「あと1発殴らして??」
「わ…わかったからその画像は消せ!!」
「取引成立ー♪」
俺はおもいっきり顔面を殴った。