私の居場所は彼の隣。
「だからリムジンねー」
「遅刻は嫌だし…」

いがいと
ニュースとかで
騒がれている陽向グループ。

私は知らなかったけど…
香奈でさえ、知っているお金持ち。

「んー…」
「香奈?」
「よしッ!決めた」
「何を?」

急に立った彼女を見上げた。
嫌になるほど青い空が目に入る。
なんか不安がよぎる…

「私も田中さんだっけ?執事さんの話聞いてみる!!」
「……え、な、なんで?」
「本当にひかるがお嬢様なのか確かめたいっっ」
「それは何かの間違えかもしないからs…」
「ひかるがなんと言おうと付いてくからね?(笑)」




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