神様娘の憂鬱
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「さーて。じゃあ行きますかっ!!」
結局、うやむやのまま遊園地当日になってしまった。
ホント…なにやってんだろ…
「叶音?大丈夫?」
ヒョコっと繭が顔を覗いてきた。
「あ、うん。大丈夫」
もう、ダメだな。
せっかく遊園地にきたんだもん。
楽しまなきゃ!
「私、この遊園地来てみたかったんだよね~」
「うん!私もー」
ここは最近できた大型遊園地。
いろんな種類の乗り物があるということで人が多いな。
ふと、前を歩いている翼が目に入った。
隣に山本くんがいるけど、その反対側には女の子と握野さん。