神様娘の憂鬱


確かに握野さんは転校生だし、翼は隣だから話すことは多いけど…


--…なんか嫌だな。





「さぁて!まずは…あれ乗るぞー」


そう山本くんが指をさした先は・・・



って!

ジェットコースターじゃんっ!





「…わ、私は遠慮しとくわ」


「え?神崎乗らねーの?」


「う、うん…。朝から調子がイマイチで…。激しいのは、ね」



はははっと笑いながら、なんとかジェットコースターに向かうみんなを見送った。





「はぁ~。よかった…」



危ない、危ないι


来て早々ハラハラしたけど…



そう思いながら側にあったベンチに座った。



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