神様娘の憂鬱
「あっ!では、1人は神崎に決定ー!」
「う、嘘っ!」
ということで・・・
「まさか私が当たるとは・・・」
別に怖くないからいいけど、なんかな~
せっかく来たのに、1人っていうのはやっぱり嫌だ。
「叶音~。大丈夫?」
「繭…」
私は入る前から涙目な繭のほうが心配だけどね。
「大丈夫だよ。なんとかなるって!そういえば繭は誰と?」
確かさっきくじ引きで決めてたよね?
「あ、うん。私は…」
「俺と」
そうきっぱり言い切って繭の肩を引き寄せたのは
「山本…」
意気揚々としている山本。
…これは仕組んだなι
幹事の1人だし。