神様娘の憂鬱
「憎めない・・・怨めないし嫌いになれないよ」
だって---・・・
「それ以上に大好きだから」
---その瞬間、パァァと体が光りだした。
「なに・・・これ…」
<くそっ!心に光がッ・・・!>
闇は苦しそうに歪む。
…そうか!
こいつの根本は人の弱みにその闇を食らう。
なら--
「天に授けられし力。我に眠る力。それを具現化し悪しきものを滅せよ」
その言葉とともに手の上に光(神力)の球ができてきた。
---…今だ
「“弾”!」
そしてそれを放つと暗闇の中へといった。
だが・・・
すぐに光は全体に広がった。