神様娘の憂鬱

どどどうしようどうしよう！！？？


「～～～！」


どうしていいかわからず目をぎゅっと閉じた。




“むにっ”


・・・へ？



「ぷっ。顔真っ赤か」

翼は笑いながら頬をひっぱる。



「にゃ、にゃにふるのよ！（なにするのよ！）」


なんだったのよ?!今のは！
これじゃ私１人で期待してたみたいで…



「安心しろ。手を出すのは俺が大天使になってからだ」

そう誇ったように見下ろす翼。


むかつく･･･むかつくけど、それさえかっこいいと思ってしまった私は重症だ。



「ほんと…バカだな･･･私」


なんだろ？まぶたが重くなってきた。



「叶音？お、おい！」


そうして私はまた意識を失った。



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