神様娘の憂鬱

天使に出会った




――――――――…
―――――――…




『えー…、それでありまして・・・』




「ふぁ~…」



眠い・・・


しかも暑い・・・






季節は夏。


それなのに全校生徒がこの狭い体育館に集められているなんて…まさに地獄。



しかも前にいる校長はトロい…


今すぐサボりたい、という考えが頭に浮かぶ。






「…でっけーあくび」




むっ!



隣に立っている翼がボソッと言ってきた。





「う、うるさい。見るな!変態!」


「女子力0のでっかいあくびをする奴に言われたら終わりだな、俺も」



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