神様娘の憂鬱


まだ子供で神様後継者な私は大きな力は使えないけど
信号を変えたり天候を変えたりテレパシーは使える。



ちなみに翼も天使なので私よりは弱いけど神力を使える。



天界では普通な力だけど、ここは人間界。



だから普通に過ごすために日常この力を使うことは禁止されている。(翼にι)







「叶音・・・お前…!」


「相変わらず、仲いいな2人とも」


翼の雷が落ちる寸前、爽やかな声が聞こえた。






「なんだ、山本か」



「おいおい。なんだってひどくないか?」





「あっ、繭!おはよう」



「叶音おはよー!」



傍にやってきたのはクラスメートで翼の友達の山本君と私の
友達の繭。



2人とは仲いいが、私と翼が
神様後継者と天使だということは知らない。





「それにしても、いっつも2人は仲いいね。」


繭はニコニコしてる。





「ほんと、ほんと。夫婦みたいだな」


山本君がニヤッと笑った。


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