ぴんく


変な女

それが、鞠なの第一印象

その後自分は自分が女だってことも、お前なんか知らねぇって事も説明した

7回ぐらい

鞠なはどうやらものわかりが悪いらしく

始めは「愛してるッ!!」とか「大好きッ」とかしか言わなかったが自分が頑張って説明したおかげか、やっと自分の言っている事を理解してくれたようだ

だがそれでもやっぱり

「あたしゎ椎が大好きッ!!」

っとあっつーい愛の言葉と一緒にキスまでくれた



自分は基本適当なので別に驚きもしなかったが

1つ思ったのが

あぁ、何か懐かしい感じ…


って事




それから、鞠なゎ自分の腕にひっついてずっと自分の事を話していた


それで解ったのは、鞠なは俺を追っかけてここ城丘に入ったって事と
入学式が行われている体育館に向かう途中自分の姿を見つけてそのまま、追いかけてきたってこと


自分が
「昔あった事あるっけ?」

と聞いても

「忘れたなら、忘れたままでいいんだよ」

と笑っていた





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