俺様男子の対処法~キスから始まる三角関係~
拓也side
「ちょっっちょちょちょっと!!!
苦しいんだけど!!!!」
愛菜が鼻息荒く言うから
仕方なく離してやった。
つれてきたのは校舎裏。
今は一応授業中だから、校舎内だとまずいだろ!?
「っもう!!
アンタたち意味わかんない。」
「意味わかんねぇのはおまえだろ!?」
「っはぁ!?
あたしは、意味わかるし。
まっとうに生きてますんで。」
変なところで胸をはる。
絶対、頭おかしいだろ、こいつ。
「はぁ・・・もう、わかったから。」
「なに!?どしたの!?」
「どうもしてねぇよ。
愛菜とまともに話したら疲れるから。」
「っな!!」
そう言って「失礼な・・・。」とつぶやく。