俺様男子の対処法~キスから始まる三角関係~



教室について、そのまま席に座る。



あいかわらず隣はキャーキャーと黄色い声が飛び交っている。



耳障り;

ホントに勘弁してくれ。




あたしは、美緒のもとへ非難した。




「なにさ、もう親友の顔が見たくなったのか?」


美緒は、ケッと笑ってあたしをじろじろと見てくる。



「耳障りでね。

隣の女子たち奇声が。」


「あぁ、あいつね。」


「てか美緒、次のターゲット決まってんの?」


岸本を見て思い出した。

これは、なんとなく把握しておきたい情報だ。



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