スパイダーキス
「真奈美一緒に帰ろう」「うん」

そういって二人は階段を行きよいよく下って行った

ある日のこと、原宿を歩いていると占いの行列ができていた

「ねえ、占っていこうか」「えー怖いよ」「いいじゃん」

遥はこういうたぐいのものが好きだった・・・

はじめに遥を見てくれた占い師はこういった、「お嬢さんの傷をもうすぐ癒してくれる男性・・・・・・・・・・・・・・・男性に出会います」

「へえ、いつごろ?」「夏少し過ぎですね」「その出会いは突然です」

そういわれた、真奈美さんは年下の彼氏ができますね。

(内心遥はまたとられると思った)

でも私にも彼氏、それも今までの傷を癒してくれるような彼ができる・・

誰なんだろう・・・「どういう人なんですか」

「妙な話なんだけどその人は女性の格好をしているかもしれない」「ひえっ」「女性の格好??」「それっておかまってこと?」「心からおかまじゃない男性の心を持った人だ」

「いうなればバイセクシャル、男性の心も女性の心もわかる」

「へえ」「なんかあんまり気乗りしないな」

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