スパイダーキス
そう占い師に言われて、遥はその場をさった

(夏すぎ・・・・・・・・・・・・・・・・相手はおかま)

女の心も男の心もわかる人、その人だったら私の気持ちもわかる・・・

気にしずに数日間たったある日のことだった

遥は本屋で万引きをした・・・・それを運命のおかまにみつかって諭された

お金がなかったわけじゃない、ただ愛情不足から万引きをたびたびしてしまう

「どうして万引きなんてしたの」「本がほしかったのあなた?」「お金ないの?」

「お金はある」「じゃあどうして」「そうやって人のものを盗むのってよくないわよ」

そうやって出会いは始まった・・・・

お釜のお姉さん・・・遥にとっては姉・・・・要するに女性としてみていた

ただひとつ彼の(彼女?)は遥を若い男の子としてみていた

楽しい日々が続いた・・・・・遥は学校を卒業してホテルマンになった

ホテルの帰り、お釜のお姉さんは迎えに来てくれた(名前は恵理子といった)

「まった?遥ちゃん」「ううん今会社終わったもの」
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