イトデンワ。
観覧車。
バスローブを着用。
ソファに座る2人。
『東京に来る2日前に、中学の同級生と偶然…再会したんだよ。社長令嬢と結婚して、社長を継ぐ事に決まってるみたいだ。』
『社長令嬢と…凄いね。』
顔を伏せ、
黙り込む私。
『どうした?』
『ううん。ただ…』
『なぁ〜男が好きになるタイプは、違う。外見で決める奴。外見と内面で決める奴。内面だけで決める奴。惚れる瞬間なんて…いつ!どこで!訪れるか!?なんて…分からないだろ!?』
頷く私。
『俺は、お前を見て…すぐに、惚れた。一瞬にして…惚れたんだよ。お前が、何をしてた時だと思う?』