イトデンワ。
『注文し、お前が席を離れた時…女が、俺に声を掛けてきて、突然!!俺の隣に座ると…女って!本当に、大胆と言うか!?』
首を傾げる私。
『ご…ごめん。俺の隣に座った女が、俺の太股に手を乗せて来たんだよ。周りを気にせずおまけに、肩に寄り掛かり…俺を、誘惑してきた慣れてるって!感じだったな。太股を摩る。男は、触れられると弱いからな!!』
脳裏に、
映像が浮かぶ。
『耳元で、囁くし…摩り方が…』
全部…思い出した。
『どうした?』
顔を覗き込む彼。
『お…思い出したよ。戻った時、隣に女性が座ってて…その…』
『お前の姿を見つけた時には、遅かった。そう…だったよな!?』
小さく頷く私。
まさか!?
周りを気にせず、
あんな事を…
『知らない女から大胆で積極的なキスされるとは、思わなかったよ。それも…女から舌入れてくるとは…』
『舌!?舌を入れてきたの?』
『あぁ〜案外と…上手かったかも!』