イトデンワ。




観覧車は、
頂上に到着。



そして、
また…

ゆっくりと!!







『女からの舌入れ、吐き気するのは…確かだけど、ある条件を満たせば…話は別。』







『ある条件?』







『あぁ〜最初に話した俺の言葉、「上手かった。」も「危なかった。」も全部…嘘。俺が、本気な気持ちにならないと…吐き気、気分悪くなる。女からの積極的な行動は、男を本気モードにさせる。それは、別に良い事だと思うけど…本気モードにさせておきながら、大した事なかったら…つまんねぇだろ!?』







『もし…もしだよ。頑張って…頑張って…勇気をして、精一杯の行動だったら?』







『精一杯の行動と大胆な行動は、すぐに分かるさ!精一杯の女からの舌入れは…ないよ。お前も…そうだろ!?』







『えっ!?』







『お前からの積極的な行動が…ないからさ!』








観覧車は、
ゆっくりと…





静か。








『俺とお前は、年が離れている。離れてるせいなのか!?俺に…甘えようとしないよな!?お前は、甘えてると思っているかもしれないけど…今日、俺に甘えてきた?』







地上に到着。







扉が開き、



『行こう。』



手を繋ぐ彼。



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