イトデンワ。
『どうして…分かったの?』
『そじゃぁ〜分かるよ。精一杯のお洒落をした事も…』
『えっ!?』
突然!!
後ろから抱きしめられた私。
『変わらないな。お前のそういう所…』
耳元で囁く彼の声。
胸が、
ドキッ
優しい彼の声を聞いた途端、
鼓動が…
『ただいま。』
『おかえり。』
お互いに、
微笑み会う。
手を繋ぐ、
彼の手と私の手。
離れないように。
『今日、どこに…泊まるの?』
『駅前のホテル。荷物置くから…』
彼の宿泊するホテルへ。