イトデンワ。





『どうして…分かったの?』







『そじゃぁ〜分かるよ。精一杯のお洒落をした事も…』







『えっ!?』







突然!!

後ろから抱きしめられた私。







『変わらないな。お前のそういう所…』







耳元で囁く彼の声。







胸が、
ドキッ







優しい彼の声を聞いた途端、
鼓動が…







『ただいま。』







『おかえり。』







お互いに、
微笑み会う。







手を繋ぐ、
彼の手と私の手。








離れないように。







『今日、どこに…泊まるの?』







『駅前のホテル。荷物置くから…』








彼の宿泊するホテルへ。





< 5 / 137 >

この作品をシェア

pagetop