イトデンワ。




彼の
“ある部分”
に触れ、

舌を使う。







私なりの精一杯の表現。







彼の表情は?







『大丈夫…かな?私、下手だから…』







起き上がる彼。







『不安?』







小さく頷く。



強く抱きしめ、
耳元で囁く。







『最高だったよ。』







『本当?優しさから…嘘じゃない?』







『嘘じゃない。本当!もしかしたら、ベッドの中では…もう1人のお前が現れるのかもしれないな。』







『もう1人の…私?そんな訳…』







『ないとは言えないだろ!?今は、まだ現れる気配ないとしても…この先は、分からない。』







kiss







お互い、
強く抱きしめ合う。







濃厚なkiss







大きなベッドの為、
そのままの体勢でゆっくりと倒れてゆく。



下は私。
上は彼。







交接






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