イトデンワ。
浴槽で、
後ろ抱っこ。
『1つ…聞いても良い?』
『何?』
『あのね。私が運命の人じゃないって!思った事…ない?』
『何だよ。突然!!お前、また考え始めたの?俺が、運命の人じゃないんじゃないか!?って!』
『ち…違うよ。』
対面抱っこ。
『じゃぁ~ナゼ!?そんな事、聞く?』
『運命の人だと思っていたら、そうじゃなかった!気付く場合もあるって…』
『くだらねぇ』
『えっ!?』
『誰から聞いたのか!?知らねぇけど…そんなのくだらねぇんだよ運命だとか…運命じゃないとか…必要な訳重要な事途中から分かったとしても、愛する場合がある。自分で運命を変えた時の方が、一番幸せの場合もあるだろ!?納得した?それとも、まだ…納得出来ない?』
『私にとっては、あなたは大切な人だと言う事は確かだし…あなたと一緒に居ると、胸がドキドキしてるし…』
突然!!
抱きしめる彼。
『鼓動が、速い。』
『嘘は…付かないよ。あなたも速い。』