イトデンワ。




『お互いが、想い人だと言う証拠にはならないか!?』







『なるよ。私達だけの証拠。』







お互い、
微笑み合う。







浴槽で、
長い時間過ごした2人。



いつもの順番で、
最後に残る私。







洗い終わり、
体を拭き彼からのプレゼントである下着を着用しバスローブ。



寝室へ。







寝室から聞こえる話し声。




電話中。







ソファで待つ事に!







寝室から出てきた彼の表情は…





『どうしたの?』







『ここに、ずっと?』







『う…うん。話し声が聞こえて、電話中だったから待ってた。』







隣に座る。







『待たせて、ごめん。レストランで会った男から電話。俺が戻って来てる事を同級生に伝えたみたいでさ!急遽、同窓会する事に!!けど、断った。俺は、その為に有休取った訳じゃないお前と過ごす為に取った大切な時間を、邪魔されたくない相手が、そう断ると思い…ロビーに来てる』





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